キャリアパス

技術系

研究開発職

研究開発職・係長 入社18年目

入社~6年目
  • 技術研究所
  • 工具の仕様選定や加工方法の提案
  • 入社とともに、技術研究所「応用開発グループ」に配属となり、客先からのさまざまな加工依頼に対して、工具の仕様選定や加工方法の提案を行う。その取り組みを通して、ダイヤモンド工具一般の知識を深め、その後の工具開発の基礎となる知見・経験を積む。
7年目〜13年目
  • 技術研究所
  • 新製品開発に取り組み、高能率ロータリードレッサーを開発
  • 生産技術課と共同で、大型のビトリCBNホイールの開発や、高能率ロータリードレッサーの開発を担当。従来の製造技術では製造が困難だったため、新たな製造方法の開発に取り組む。客先や営業マン、製造現場からの要求に応えるのは厳しかったか、開発製品が次々と採用されたことが製品開発業務に対する自信となった。
14年目〜現在
  • 技術研究所係長
  • 新しい加工技術を駆使した製造工程の改善に取り組む
  • 係長に昇進し、プロジェクトリーダとして、高精細加工技術を利用した製造工程の改善を担当。多くの製品知識が求められるため、学ぶことも多くなったが、見識が広まり、製品や加工技術に対する理解度が深まった。現在はこの加工技術を適用した加工機を各工場に導入し、適切な運用に向けて改良や指導を行っている。

研究開発職・課長 入社22年目

入社~7年目
  • 技術研究所
  • CVDダイヤモンド工具の製作を担当
  • 入社すると技術研究所に配属され、CVDダイヤモンド工具の製作を担当。CVDダイヤモンド工具の工場への技術移管に伴い、SL工具、CMPコンディショナの開発を担当する。
8年目〜15年目
  • 技術研究所係長
  • 電着ダイヤモンドワイヤに関する技術開発を担当
  • 引き続きCMPコンディショナの開発に従事。その後、14年目を過ぎて係長に昇進し、電着ダイヤモンドワイヤに関する技術開発を担当する。
16年目〜現在
  • 技術研究所課長
  • 次世代パワーエレクトロニクス研究開発機構(FUPET)に出向
  • SiCパワー半導体開発の国家プロジェクト「低炭素社会を実現する新材料パワー半導体プロジェクト」に参加。出向先から戻った後は、ギヤ研削用ロータリードレッサーの改善を担当するほか、メタル、ビトリファイドボンドホイールの開発も担当。会社創立80周年の際に発足した、経営理念改定プロジェクトメンバーとして、新経営理念策定に携わる。

生産技術職

生産技術職 入社6年目

入社~2年目
  • 玉川工場生産技術職
  • 既存製品の問題点調査や製品使用後の状態を検証
  • 入社後、玉川工場に配属され、半年間ほどの間は現場研修を受ける。担当製品の決定後は、使用する装置の使い方等を学ぶ。また、先輩とともに、既存製品の問題点調査や製品使用後の状態について検証する業務に従事した。
3年目〜4年目
  • 玉川工場生産技術職
  • 営業職と同行し、技術的な側面から客先をフォロー
  • 入社3年目ころから客先対応も経験し、製品の社内評価テストの実施や、新しい仕様を検討する業務に携わる。具体的には、営業担当者に同行し、技術的な側面から客先をフォローする役割で、主に国内の顧客を月に1回程度訪問していた。
5年目〜現在
  • 玉川工場生産技術職
  • 製品の製造工程の短縮化に取り組む
  • 5年を過ぎたころになると担当テーマが変更になり、製品の製造工程短縮化の主担当として取り組む。次第に裁量を任されるようになり、主体的に仕事を行うようになる。その他、部署の後輩指導や新入社員研修の講師も担当している。

生産技術職・課長 入社22年目

入社~7年目
  • 技術研究所
  • 東北大学の受託研究員として、砥石のデザインを学ぶ
  • 入社して技術研究所に配属され、測定器の使い方を習得するとともに、ダイヤモンド砥粒の硬さの計測、成分調査・分析を担当する。入社4年目には1年間、東北大学の受託研究員として出向し、砥石のデザインについて学ぶ。出向時の取り組みが基となり、帰任後に特許取得を実現した。
8年目〜18年目
  • 技術研究所係長
  • 自動車関連工具担当として、エンジン部品の研削工具に携わる
  • 係長に昇進し、自動車関連工具を担当する。主にエンジン部品の研削工具に携わり、国内外の自動車メーカーの工場にたびたび出張訪問し、工具導入の試験に立ち会う。後に電着ワイヤ関連工具の開発も担当したが、製品化に至らない苦渋も味わった。
19年目〜現在
  • 三重工場生産技術職 課長
  • 新規プロジェクトに参画し、開発リーダーを任される
  • 社内公募の新規プロジェクトは、従事していた工具とは異なる分野ではあるものの、かねてより拡販したいと考えていた製品だったために参画を決める。プロジェクト加入に伴い、三重工場へ異動。課長に昇進し、新規プロジェクトの開発リーダーを任される。

製造職

製造職 入社12年目

入社~4年目
  • 玉川工場生産技術職
  • 自力でビトリホイールを完成させられるように
  • 最初の所属は、玉川工場 生産技術職で、主にビトリ製品を担当。ビトリ課では、全工程の作業研修をする。テスト品などについては、現場の機械を借りて、一人でビトリホイールを完成できるようになった。この時期は、ビトリ製品の基礎知識や、人と人とのつながりなどを感覚的につかんでいった。
5年目〜9年目
  • 玉川工場生産技術職
  • ほとんどの試験や立ち会いを一人で行えるまでに
  • 両頭研削ホール 六角ペレットの開発・拡販に携わる。客先での打ち合わせから、工場での製作、そして客先で立会い試験など、すべてを一人で作業を行得るまでになった。三重工場での研削試験や、国内外における立会い試験も経験し、その実績を基に後輩の指導を担当。9年目には製造部に異動する。
10年目〜現在
  • 玉川工場製造職部
  • 生産技術と協力しながら調査
  • 製造部に異動してから、ビトリの企画設計を行う。仕様選定や見積もりなどが毎日の業務で、調査品などもあるため、生産技術と協力しながら調査を行っていた。通常業務としては、パソコン作業や電話対応が主で、細かい案件をいくつも抱えながら、すべての案件を同時進行させている。

製造職・係長 入社13年目

入社~4年目
  • 三重工場製造職
  • 初めての土地に戸惑いながらも社会人生活がスタート
  • 三重工場に配属される。主に半導体加工用BGホイール製造の企画・設計を担当する。九州、四国、北陸など多方面に上司と同行で出張し、客先を訪問。先方の現場を拝見し、エンジニアの方と面会から刺激を受けた。
5年目〜9年目
  • 三重工場製造職 係長心得
  • 仕事を任されるようになり、海外出張も経験
  • 色々経験する中で、入社8年目には係長心得へ昇進。ある程度の仕事を任されるようになり、初めての海外出張も経験する。同時期に、失敗や挫折があり、仕事を頑張る意味を見失いかけたこともあったが、つらい時期を乗り越え、辞めなくてよかったと心から思った。
10年目〜現在
  • 三重工場製造職 係長
  • 係長に昇進してモチベーションが上がる
  • 入社13年目には係長に昇進し、実績が認められたことと部下ができたことでモチベーションが上がる。初めて経験する育成する立場で、その難しさを知る。同時に、それまでは目の前の仕事に夢中で取り組んでいればよかったが、今後は会社のために何をすべきかという視点で物事を考えるようになった。

製造職・課長 入社22年目

入社~7年目
  • 技術研究所
  • 開発工具の基礎評価結果をまとめて学会発表
  • 入社して最初に技術研究所に配属され、開発工具の試作と性能評価を研究テーマとして担当。開発工具の性能評価をするため、機械メーカーに依頼して簡易装置を製作し、基礎評価を行い、結果をまとめて学会で発表した。研究テーマ以外には、依頼分析業務や他部門の技術的な応援にも従事。
8年目〜13年目
  • 技術研究所係長
  • 生産技術とプロジェクトを組み、様々な顧客獲得を目指す
  • 一般的に使用されていた中古機を購入し、性能評価データを顧客に説明。同意を得た顧客の実機で立会テストして品質性能を改良させた。機械メーカーに対しては、開発工具の性能をさらに向上できる専用機の開発を依頼。導入した最新機での評価データは、レポートとしてまとめ、学会で発表。
14年目〜現在
  • 千葉第二工場製造職 課長
  • 生産管理を担当し、生産の繁閑に応じた増産や減産体制を構築
  • 千葉第二工場 製造部に異動し、開発工具製造部門の課長に昇進。顧客クレームに対し、現場への立会いや改良品の提案で対応する。この時期の通常業務としては、生産管理、納期管理、設備改善、工程改善などで、生産の繁閑に応じて増産や減産体制の構築も行う。

国内営業

国内営業職

国内営業職 入社5年目

入社~2年目
  • 大阪支店
  • 先輩に同行して営業の基礎を学ぶ
  • 入社とともに大阪支店に配属され、半年間ほどは先輩営業と共に客先を訪問で営業の基礎を学ぶ。1年目はガラス業界を中心に20社程担当。2年目からは軸受業界の担当も加わり、40社程度に拡大した。
3年目
  • 九州支店
  • 新任地で、未経験の業界を担当
  • 3年目に九州支店に異動し、建設関係を担当する。新任地で、未経験の業界を担当することになり環境の変化も大きかったが、先輩の方々の指導をいただき、スムーズに順応できた。
4年目〜現在
  • 九州支店
  • もはや新人ではないという自覚を持って
  • 4年目に入り、もはや自分は新人ではないという自覚が芽生えた。中堅社員への過渡期と自覚している。今後は大手の担当も経験してみたいと思っている。将来のキャリアに向けて英語学習に励みつつ、会社で実施されたグローバル研修に参加して知識を習得している。

国内営業職・係長 入社12年目

入社~4年目
  • 大阪支店
  • 先輩との同行で、営業業務を学ぶ
  • 入社して最初に配属された勤務地は大阪支店だった。最初は、とにかく先輩に同行して、現場で営業業務を学んだ。客先としては、主にガラス、セラミックス業界を担当し、その他の業界も含め50社程度担当。
5年目〜9年目
  • 大阪支店主任
  • 大手メーカーを担当し、海外出張も経験
  • 主任に昇進するとともに、大手ガラスメーカーを担当することになる。担当先の海外展開に合わせて、海外出張も経験する。当時は年に5回程、韓国に出向いた。
10年目〜現在
  • 広島営業所係長
  • 自動車業界を担当し、新人指導も
  • 係長に昇進し、広島営業所へ異動。新人の指導も任されている。自動車業界を担当している。自動車向けの工具は競合が多く、工具の切り替え時に実施するテストにも慎重で時間を要するが、その分、当社製品が採用された時の喜びは大きい。

国内営業職・課長 入社21年目

入社~9年目
  • 東北支店主任
  • 電子部品を中心に、道路・土木業界、工具メーカーを担当
  • 入社早々、東北支店に配属され、電子部品を中心に、道路・土木業界、工具メーカーを担当。岩手、宮城を中心に約50社の客先に営業活動を行う。
10年目〜20年目
  • 札幌営業所係長
  • 自動車メーカーを中心に、一部、土木業界も担当
  • 札幌営業所に異動し、自動車メーカーを中心としながら、一部では土木業界も担当することになる。北海道内の営業活動は移動距離が長いため、出張は月に2回程度。道内には、競合のダイヤモンド工具メーカーの拠点が無かったため、優位なフィールドで営業活動が出来た。
21年目〜現在
  • 本社東京営業部課長
  • 地方営業で培った経験と知識を生かして
  • 本社東京営業部に異動し、土木業界を担当。入社以来一貫して携わった業界の知識を生かしている。地方営業で築いた客先との人間関係は、東京でも活かされており、人脈の大切さを実感している。今後は自分の人脈や知識を若手とも共有し、後進の育成にも貢献したい。

海外営業職

海外営業職 入社3年目

入社~2年目
  • 海外営業職
  • 韓国を担当し、商習慣の違いに触れる
  • 入社時から海外営業部に配属され、韓国の半導体・ガラス業界を担当する。月に1回ほどの韓国出張があり、現地の商社と共にお客様を訪問していた。海外営業では、商社の存在は一緒に仕事を進める良きパートナーという存在。韓国の習慣、マナーを教わり、商習慣の違いも教えてもらった。
3年目〜現在
  • 海外営業職
  • メキシコ担当に変わり、言葉の壁に挑む
  • 担当地域がメキシコに変更になり、主に自動車メーカーを担当することになる。3か月に2回ほどはメキシコへ出張し、一度の滞在期間は2~3週間程度。メキシコの現地企業はスペイン語が中心のため、言葉の壁と格闘しつつ、メキシコならではの文化、考え方を体感しながら営業に取り組む。

海外営業職・主任 入社11年目

入社1年目
  • 大阪支店
  • 国内支店で営業の基礎を学ぶ
  • 最初の勤務地は大阪支店で、伸線、超硬業界を中心に約30社程度を担当し、営業のイロハを学ぶ。
2年目〜9年目
  • 海外営業職
  • 海外営業部に異動し、通訳としても業務をサポート
  • 海外営業部に異動し、インドを約1年半、マレーシアを約6年間担当(後半2年間はシンガポールも担当)。マレーシアでは太陽電池ウエハー業界、シンガポールでは半導体業界の担当として、1年の3分の1程度は現地に滞在し、顧客対応にあたる。また、現地子会社の立ち上げ時には、各種契約関連業務に通訳としてサポートした。
9年目〜現在
  • 海外営業職主任
  • 海外営業の経験を生かし、駐在にチャレンジ
  • メキシコ子会社の営業サポートとして2年間、旭ダイヤモンドメキシコの現地スタッフと営業に同行し、円滑な受注につながるようサポートに携わる。現在は、ヨーロッパ駐在員事務所に異動し、今まで培ってきた様々な国担当の経験を糧に、初の海外駐在に臨む。

海外営業職・係長 入社14年目

入社~6年目
  • 名古屋支店
  • 支店の営業として、様々な業界を担当
  • 入社とともに名古屋支店に配属され、主に建設土木業界を担当。1年目はOJT中心だったが2年目以降は取引額の大きな客先も任されるようになる。担当社数は20~30件程度。4年目になると自動車部品業界も新たに担当し、担当社数は50~60件に増加。スケジュール調整の大切さを実感しながら業務に当たる。
7年目〜12年目
  • 名古屋支店主任・係長
  • 売上維持に注力し、拡販に努める
  • 大手客先を担当するようになり、売上額も増加。担当社数は30件程に減少したが、1社ごとの売上額が多く、他社製品への切り替えを防ぐとともに売上の維持に注力。主任昇進を機に、支店の後輩指導にも当たる。その後、係長にも昇進し、自動車関係の大手客先を担当して拡販に努める。
12年目〜現在
  • 海外営業職係長
  • 海外営業に異動し、新鮮な感覚で営業
  • 海外営業部へ異動し、台湾の半導体業界を担当。月に1~2回は台湾に出張している。担当業種が今までと変わった上、初めて外国人を相手に仕事をする経験に新鮮さを感じている。海外の客先は頻繁に訪問することが困難なため、出張前は入念な準備で対応している。

管理系

総務部

総務部・係長 入社13年目

入社~4年目
  • 総務職
  • 総務としての基本的な業務に従事
  • 1年目は、主に先輩や上司の補佐として、アニュアルレポートやIR資料の編集に携わるとともに、総務部の最重要業務である株主総会の運営も経験。2年目以降は、社員の福利厚生である社内旅行等の各種行事の企画も担当し、提携住宅ローンの窓口として、銀行との折衝も経験した。
5年目〜10年目
  • 総務職主任
  • 株主総会のビジュアル化に尽力
  • 株式関連の資料作成を主体的に担当。株主総会では株主の皆様に当社業界についてわかりやすくするため、ビジュアル化を推進した。この時期、新たに就業管理や給与業務も担当。他に衛生委員会の運営のため、衛生管理者の資格を取得し、産業医と連携して社員の健康管理にも貢献した。
10年目〜現在
  • 総務職係長
  • 業務に必要な各種資格を取得
  • 所属部署の後進指導に当たるほか、ISO14001環境管理責任者として目標設定や管理を任される。また、内部監査委員会や情報開示委員会メンバーとして内部統制業務も経験。また、東京証券取引所への適時開示資料の作成も担当。業務上で必要な、「エネルギー管理企画推進者」「防火防災管理者」など、全4種の資格を取得している。

経理部

経理部・係長 入社13年目

入社~4年目
  • 経理職
  • 経理業務の基本を学ぶ
  • 1年目は現金出納管理をはじめとして、売掛金管理、振替伝票処理などに携わる。2年目以降は、経費精算や売上原価の集計も担当していくうち、次第に単体の月次決算報告書の作成も一人で任せて貰えるようになった。
5年目〜10年目
  • 経理職主任
  • 連結決算を担当し、海外出張も経験
  • 連結決算および開示資料を作成するチームに移る。初めは指示を受けて行う作業が中心だったが、法律や会計基準を自ら学び、徐々に裁量を持って仕事に臨むようになった。連結決算の担当が、国内子会社から始まり海外子会社へ移行するに伴い、海外出張も経験。海外子会社決算の内部監査に携わった。
10年目〜現在
  • 経理職係長
  • 重要度の高い業務と後進指導
  • 移転価格税制への対応、退職給付会計の担当など、重要度の高い仕事が加わるようになってきた。並行して、新たな地域の海外子会社の決算も担当する。係長に就任すると部下や後輩も増え、仕事の引き継ぎや指導も行うようになった。