常に知識の幅を広げるように努めたい

  1. 今の仕事内容
    工具ごとにダイヤモンドの特性を組み合わせる

    ダイヤモンドの特性を深く理解して、今までに無い製品や、より良い製品を作るための研究をしています。一口にダイヤモンドと言っても、天然または合成、不純物の種類や量、結晶性、形状など、違いは様々です。色々な方法でダイヤモンドを分析し、試作した工具の性能との紐付けを行うことで、どんな特性のダイヤモンドを使えば工具の寿命、切れ味、加工面の状態等が良くなるのか調べています。

    業務風景
  2. 旭ダイヤを志望した理由
    先輩の声がきっかけに

    旭ダイヤを知ったのは、OBが会社紹介のために研究室を訪問してくれたことがきっかけでした。私の専攻は有機化学で、元々は機械工具メーカーへの就職は視野に入れていませんでしたが、先輩の働き方を聞いてこの会社に興味を持ち、志望しました。会社説明会では、最初は工具のことなど全く分らず、働くイメージを描けなかったものの、最後にはモノづくりを下支えしていて、様々な業界に携わる仕事は面白そうだという印象が残りました。その後、自分の専攻が仕事に生かせる点や、会社の経営状態が良いこと、人的魅力を感じるエピソードも教えて下さり、更には会社の課題や改善点についても、包み隠さず回答してくれました。会社の良い面だけに留まらず、あらゆる角度から会社紹介を受け、判断材料が豊富だったおかげで、本当に旭ダイヤを志望したいという意思が明確になりました。

    業務風景
  3. 仕事で心掛けていること
    勉強する姿勢を怠らず新しい知識を習得する

    失敗しても落ち込まないようにしています。学生の頃から、教授の指導により、何度失敗してもあきらめない姿勢や、上手くいかない理由を考える習慣は身に付いています。社内で実施した試験が一回で成功した案件でも、お客様の現場で不具合が生じる可能性はあるので、気は抜けません。かえって、何度も失敗をして試行錯誤した案件の方が、過去のデータ蓄積がある分、以後のトラブルに対処しやすいという一面も、経験から学んでいます。決して失敗をネガティブに捉えず、むしろ失敗から学ぶチャンスを得たと気持ちを切り替えるようにしています。課題を成功に導くためには、自分の知っている知識だけで解決しようとせず、どんどん新しい知識を習得して、勉強することを厭わない人間でありたいと心掛けています。

    業務風景

学生にメッセージ就職活動時にしか出来ない経験を活用して

企業側から積極的に事業や社員を紹介して貰えることは、就活生の特権です。社会人になれば、他社のことを知りたくても、得られる情報には限りがあります。是非、今の立場を最大限に生かして、欲しい情報を自分で掴んで下さい。私の場合、幸いにも身近にOBが居ましたが、たとえ先輩が在籍していなくても、人事担当者に自分の専攻背景と近い社員や、希望職種に就いている社員の紹介を依頼するといった積極性を発揮して欲しいと思います。周りの動きに左右されず、確固たる自分の意思があれば、一歩踏み出す勇気は出てくると思いますよ。

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