女性ならではの細やかな気遣いを活かしたい

  1. 今の仕事内容
    お客様ごとに適切なサービスを

    私は現在、およそ15社程度のお客様を担当しており、中でも工具業界を中心に取り組んでいます。工具とは、「モノづくりを支えるモノ」です。具体的な例として、カッター工具を扱うお客様が、刃の部分を加工する際に旭ダイヤの製品を使って頂いています。
    お客様によって訪問頻度は異なり、週に数回訪問する会社もあれば、月に1回しか訪問出来ない会社もあります。訪問頻度が多いお客様とは、親しみを感じて貰える様な関係づくりに努め、あまりお伺い出来ないお客様には、対面時だからこそ聞き出せるご要望を収集するよう、入念に事前準備をします。それぞれのお客様に応じた、適切で行き届いたサービスを提供するように心掛けています。

    業務風景
  2. 旭ダイヤを志望した理由
    カスタムメイドの製品が魅力

    私は高校、大学を中国で過ごし、日本を離れていた期間が長い分、「Made In Japan」というものに強い思い入れがありました。日本を客観的に眺めると、製造業の技術力や、人を育てようとする企業風土の素晴らしさが感じられ、迷うこと無く日本で製造業に就職したいと思っていました。特に営業職を希望した理由は、大学在学中に中国で日系企業のインターンシップを経験したことがきっかけです。製造業の現地販売代理店で営業の通訳を担当したのですが、ものを作る側と、売る側の双方の連携でビジネスが成立する場を目の当たりにし、仕事の面白さを実感しました。その際、自社製品を売り込むスタイルの営業なら、より主体的に仕事に取り組めるだろうと思い、製造業の営業職を志望しました。中でも旭ダイヤに興味を持ったのは、一品一品がカスタムメイドの製品であるということ。お客様と密に接して製品が出来上がる過程に、一層やりがいが得られると思い、志望しました。

    業務風景
  3. 営業職の役割
    トラブル対応にこそ営業職の真価が問われる

    営業職として特に気を付けていることは、納期の厳守です。納期が守られないと、場合によっては競合他社にお客様を奪われかねません。以前、自社の製造トラブルで納期が遅れ、お客様の工場の生産ラインを停止させてしまいそうなことがありました。その際、私は自社工場まで製品を受取りに行き、そのままお客様の元へ納品したのですが、緊急時の迅速な対応に誠意を感じて下さったのか、以来注文が増えたというエピソードがあります。本来あってはならないトラブルも、営業職の行動次第で状況が好転することさえあるのです。トラブル発生時やお客様のご要望を調整する際こそ、営業職の力の見せどころです。日頃から良好な信頼関係を築く努力をし、女性ならではの細やかな気遣いを心掛けて取り組みたいと思います。まだ旭ダイヤには女性営業職の人数は少ないですが、お客様から頼られる営業職になりたいです。

    業務風景

学生にメッセージ広くアンテナを張って情報を集めよう

就職活動は自分自身を見つめ直す良い機会です。自己分析に行き詰った時は、自分の殻にこもらず、是非いろんな方の話に耳を傾けてみて下さい。広くアンテナを張っておくと、自分では気付かなかった適性や興味の持てる仕事にめぐり合えるかもしれません。実際に選考に進んだら、その会社が自分の目指すキャリアと一致するかを見極めることも大事です。私の場合、旭ダイヤの選考が進むにつれ、自分の描く将来像がピッタリ重なり、志望度がどんどん増していきました。きっと「ご縁」のある会社には、自然と自分の気持ちが高まるのだろうと思います。就職活動は、皆さんが企業を選ぶ場でもあります。本音で自分と向き合って、納得のいく就職先を見つけて下さい。

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